前へ
次へ

家庭教育では否定と怒るだけではなく肯定を

子供の未来を思うとつい親はあれこれと口出しをすることがありますし、思い通りに行動のできない子供を叱ってしまうこともあります。かわいい我が子のことを案じてのことですが、わけもわからないまま怒られてばかりでは、子供の方としてもやがて育つのは反発心です。家庭教育として悪いことをしたら、しっかりとしかることも大切ですが、頻繁に起こってばかりでは子供は困惑をします。まだ小さなうちは子供は自分を守るすべがなく、自分の身を守るためには親のサポートしかありません。深いことはわからなくても、親という存在しか自分の身を守る手段がないので、何をされても言われても子供は親が大好きです。やがてもう少し大きくなると、自分の我が出てくるので、理不尽と感じれば親を好きで張られなくなります。そうなる前に親はまずは子供を肯定すること、怒ってばかりは本当の教育ではありません。心を穏やかに持ちまずは子供を肯定して、そのうえで本当に悪いことだけ、なぜいけないかを諭してあげることです。

Page Top